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2010年12月

ライト

家電店で写真用品を調べに行く用事があり、とある店にやってきた。まず用事である写真パネルをチェックしたあと、デジカメのコーナーに足を運んだ。
最近新製品が出た事で、パナソニックやオリンパスのマイクロフォーサーズカメラが安くなっている。私はオリンパスPEN E-PL1を眺めていた。
すると薄ピンク色のシャツを着た愛理に少し似た店員さんが声をかけてきた。以前、横浜の有名家電店でαユーザーの女性店員とソニーαシリーズの使いやすさと、自然な描写の良さについて30分くらいカメラヲタトークをした事がある自分である。あの時、店員さんと「これは安くて写りも良い」と意気投合したα200を、その後ふとしたきっかけで友人より入手して今使っていたりする。
そんな訳でこの日も素直に店員さんとトークをする流れを選んだ私は、店員さんとオリンパスペンデジシリーズの話になった。
パナソニックと比べてオリンパスの方が色合いが鮮やかだから風景向きである。アートフィルターで画像加工出来る幅はオリンパスの方が広い。店員さんはメーカーの営業ではないが、私的な感情で言った比較論でペンデジを強く推してきた。特にボディで手振れ補正出来るのがペンデジを強く推す理由でもあるらしい。このくらい揺らしてもブレないんですよと実践までしてくれた。
マイクロフォーサーズはアダプタを使う事によって世の中の色んなメーカーの交換用レンズを装着出来る。ペンデジにライカの昔のレンズを付けたりしている人もマニアには少なくない。私もマイクロフォーサーズを買ったら、家にあるミノルタの昔の一眼レフ用レンズを付けたいと思っていたりする。
問題なのは、マイクロフォーサーズはパナソニックが良いのか?オリンパスが良いのか?という事なのだ。

E-PL1ことペンデジライトは最近モデルチェンジを行い新型が出た。型落ちだが、旧型から新型への相違点はAFが速くなりピント合わせが楽になったのと、セットで付いてくる標準ズームレンズが少し小さくなった事。店員さんは価格差を考えたら、写りに関する中身は変わらないのにかなり安くなった旧ペンデジライトであるE-PL1はお買い得だと力説する。
この子はプライベートでもおそらくペンデジユーザーなのであろう。操作も手慣れていたし、セールスポイントを説明する時は目が輝いていた。ペンデジ大好き!な感じが伝わってくる。私が同意したり、良さそうな点を挙げると拳に力を込めてガッツポーズまで作っていた。

商品を愛する店員さんに勧められる商品は幸せである。展示用に置かれ、店員さんの説明用として活躍したホワイトのペンデジライトが少しはにかんでいるように見えた。

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態度を映す鏡

社会に出てからの私は人間関係で苦労した。元々、我が道を行くタイプではあるけれど、そういうタイプは万人受けはしないから、味方も敵も作ってしまうのだ。みんなに好かれる必要はないと自分で思っているが、仕事での人間関係というのは合わない人とも一緒にやっていかないといけない訳である。

気に入ってもらえる人には、とことん気に入ってもらえた。自分は年下か、すごい年上に好かれる事が多かった。反面、合わない人とは、とことん合わなかった。こちらが避けてるつもりはなくても、避けられたり、時には嫌がらせを受けたり、なぜそうなってしまうのか?自分は敵を作るつもりはないのに。そう思ってきた。

ある時、ある人に言われた。「相手の態度とは自分の態度を映す鏡」である。
そうなのか。いや、そうなのだ。これは相手が仕事仲間に限らない。家族、友人、恋人、片想いの相手などなど。
それでも、そこまでわかっていてもなかなか変えていけないのが対人スキルというものだ。開き直りも必要であると社会で学んできたつもりだが、鏡に映る相手をなんとかしたいと思い、まだまだ空回りを続けていくのだ。

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冬の日

 今日から12月だ。私は12月生まれなので誕生月でもある。今日は結構暖かい1日だったが、これから少しずつ冬らしい気候になっていくのだろう。

 12月に生まれて得をした事はほとんどない。誕生日プレゼントはクリスマスとまとめたものにされるから、私はクリスマスプレゼントというものに縁がなかった。我が家は誕生日パーティーというものをやる習慣がなかったので、基本的には誕生日に忘れられない想い出と呼べるようなものはない。アイドリング!!!の遠藤舞さんも誕生日パーティーというものをしない家だったと、FC会員参加のFC主催誕生日パーティーで話したそうだが、そういう家はウチだけではなかったのかと安心するエピソードであった。
 とにかく、誕生日という一年の中の特別な1日が、周りの喧騒に消されそうな月なのだ。

 街は12月になるとにわかに忙しさを増してくる。みんな急ぎ足に見える。年末だから仕事が忙しいというのもあるのだろうが、近年はイルミネーションというのが街の風物詩になりつつあるから、この時期忙しそうにしている人のゴールは年末休みまでに仕事を終わらせる事ではなく、クリスマスがゴールで、それに向かって足早になっているような錯覚をおぼえる。
 私の住む街では割と昔からイルミネーションをやっていて、それが名物にさえなっていた。光の下で忙しそうに歩いていく人々を見ながら、何故人々はそこまでクリスマスという日にこだわりを持つのだろう?などと考える。12月に生まれた者の嫉妬かもしれないが、世間の注目がクリスマスに向き過ぎていて、12月にも日常があるという事が忘れ去られているように感じてしまうのだろう。

 それでも日々は動き続ける。冬のピリっとした空気は好きだ。冬生まれだから、12月に生まれだから、本当は冬も、12月も好きだ。心にそういう想いを密かに抱きながら、忙しそうな人々と共に街を歩く。そんな冬の日である。

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