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キャプリオG3

 私の手元にあるデジカメの一つに、リコーキャプリオG3というデジカメがある。中古で四千円くらいで買ったものだが、確か五百万画素くらいの性能の、一昔前のコンパクトデジカメだ。
 私のはブラックボディだが、これは限定品でスタンダードモデルはシルバーとなる。

 このキャプリオは、逆光で撮影するとアンダー(暗くなる事)になりやすいのだけれど、なんとなくフィルムチックな立体感ある描写と合わせて、それが個性になっている。

 週末に川崎の駅近くの裏道や、鶴見線を写しに行ったが、雨や曇りの日に使うとしっとりとした描写になるような気がしてキャプリオを選択した。
 キャプリオG3は昔のコンデジだから液晶が小さく、撮影はファインダーの方で行なうようにしている。小さいながら光学ファインダーが付いているのだ。
 手を伸ばして液晶を見ながら撮影すると手振れを起こしやすい。顔をカメラに近づけてファインダーを覗くのは手振れ防止になるし、フィルムカメラの気分だ。

 リコーの黒いコンパクトカメラと言うと、フィルムコンパクトカメラの名機GR1がある。GR1を愛用してる写真家の森山大道さんみたく、素早く構えて素早くスナップ撮影をする。キャプリオの形はGR1に少し似ているから気分が盛り上がるのだ。
 GRにはデジタルがあり、あちらはキャプリオより数段写りが綺麗だが、光学ファインダーは外付け式だ。フィルムのGR1に似ているのは、GRデジタルではなくキャプリオG3の方だと見栄を切りたい。

 かくして出来上がった写真は狙い通りアンダー気味になり、アーチ型の屋根の架かる鶴見線鶴見駅のホームを暗くシックに写し、スレの人にも「上手く暗く写した」と、狙いを見抜いてもらえた。

 使い勝手は今となっては古くさく、露出も気まぐれでアンダー連発。手振れ補正も付いていない。でも、趣味と言うのは不便も楽しみのうち。
 キャプリオというのは、リコーのコンデジのシリーズ名で、可愛らしい名前で好きだが、デジカメマニアには不評だそうで、今のリコーのコンデジの名前からは消えてしまった。それが残念でならないのだ。

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