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東武電車

 関西や九州あたりの電車に比べると、関東の通勤型電車は今ひとつカッコ良くないし可愛くない。JRのコピーみたいな私鉄電車が多く、山手線から私鉄線に乗り換えても、車内の内装変化なしみたいな事が多々ある。個性派が多かった我が地元の赤い電車も最近は銀色の電車が走り始め、車内もJRチックになってきた。
 そんな中、京王や東武の電車は変わった形で好きである。京王井の頭線の七色電車は可愛いとさえ思う。

 ある日、渋谷から半蔵門線に乗った時に変わった電車がやってきた。東急の実用本位な無機質デザインでもなく、東京メトロの少し前衛なデザインでもない。形にハマったデザインながら、妙に惹かれるそのデザインは、オレンジ色の顔を持つ電車で、それが東武伊勢崎線の電車とわかるのに時間はかからなかった。
 車内デザインも面白く、ドア横の手すりが出っぱっていない壁に埋め込みになっているデザインはスマートに感じた。

 自分にとっての東武電車と言えば東上線であり、川越の町については詳しいし、池袋の美味い店も色々行った。過去形なのは察してほしいが、東上線を見ると「渡良瀬橋」が頭に浮かぶくらい思い入れが強い。
 しかし私のなじんでいた東武電車は、どこか野暮ったく田舎っぽい電車であり、半蔵門線で出会った新型電車はどこかヨソ行きの服を着せられた子供みたく、浮わついた違和感があった。田園都市線や半蔵門線の沿線には似合うかもしれないけれど、東武伊勢崎線の沿線には似合うのか?

 ある日、伊勢崎線に乗る機会があり、その新型電車に乗って車窓を眺めた。
 北千住、草加、越谷、春日部〜。どこにでもありそうな郊外の平野の風景が、この電車の大きな窓から見ると少しだけ目映く見えた。

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