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ペンEE-S

 私の愛用カメラコレクションの中に、オリンパスペンEE-Sというカメラがある。レンズの回りに小さな丸いレンズみたいなのが散りばめてある小柄なハーフサイズカメラ。
 この小さなレンズみたいなのは、セレンメーターと言って、これで光の量を判断して適正露出をカメラが決めてくれるという自動露出カメラだ。
 使い手はピント合わせと構図だけに集中出来るので、街角スナップみたいな手早さが要求されるシチュエーションでは使いやすいカメラと言える。
 この、今のデジカメあたりには当たり前の機能として付いている自動露出は、このオリンパスペンEEシリーズが世界で初めて採用したのだそうだ。
 ペンというカメラは、ただ小さいだけでなく、設計にも様々な工夫が込められている。レンズは、ライカのサブに使えるようなものを目指して作られたと言われているし、内部の機構にもアイデアを盛り込み、小さい、安い、よく写るを実現したわけだ。
 今年は、初代オリンパスペンがデビューして50周年。記念モデルの如く登場したデジカメ「オリンパスペンE-P1」のボディには「SINCE1959」と書かれてある。
 デジタルの時代に、フィルム時代をリスペクトしているカメラは少ない。アダプタを使うとクラシックレンズが付くE-P1だが、その姿が似合うのは当然な気がしている。

 我が家のEE-Sはコレクターの方から買ったものだが、その方は発送前に「娘を嫁を送り出すような気持ち」で綺麗に清掃をしてくれたそうだ。ペンの回りは、こういう熱狂的で温かい人たちが集まってくる。

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